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日本の教育

こんにちは、ナッツです!

国の発展には欠かすことのできない教育、海外では基礎的な

教育も受けることができな子供たちがいる中、日本では基本

的に誰でも基礎的な教育を受けることができます。

その教育の根幹部分をちょっと調べて書いてみたいと思います。

約60年ぶりに改正された「教育基本法」

昭和22年に公布・施行された教育基本法。

日本の教育の根幹となる法律であり、それが平成18年におよそ

60年ぶりとなる改正がされました。並べて比較してみます。

改正前

第一条(教育の目的)

教育は、人格の完成を目指し、平和的な国家及び社会の形成者

として真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を

重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期し

て行われなければならない。

第二条(教育の方針)

教育の目的は、あらゆる機会に、あらゆる場所において実現され

なければならない。この目的を達成するためには、学問の自由を

尊重し、実際生活に即し、自発的精神を養い、自他の敬愛と協力

によって、文化の創造と発展にこうけんするように努めなければ

ならない。

第六条(学校教育)

法律に定める学校は、公の性質をもつものであって、国または地

方公共団体の外、法律に定める法人のみが、これを設置すること

ができる。

2. 法律に定める学校の教員は、全体の奉仕者であって、自己

の使命を自覚し、その職責の遂行に努めなければならない。この

ためには、教員の身分は尊重され、その待遇の適性が、期せられ

なければならない。

続いて改正後 大きく変わってる部分は第二条辺りですね。

平成18年 改正後

第一章 教育の目的及び理念

(教育の目的)

第一条 教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び

社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の

育成を期して行わなければならない。

(教育の目標)

第二条 教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重し

 つつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。

一. 幅広い知識と教養を身に着け、審理を求める態度を養い、豊

 かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。

ニ. 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、

 自主及び自立の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重

 視し、勤労を重んずる態度を養うこと。

三. 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるととも

 に、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発

 展に寄与する態度を養うこと。

四. 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を

 養うこと。

五. 伝統と文化を尊重し、それらを育んできたわが国と郷土を愛す

 るとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態

 度を養うこと。

第二章 教育の実施に関する基本

第六条 法律に定める学校は公の性質を有するものであって、国、

地方公共団体及び法律に定める法人のみが、これを設置すること

ができる。

2. 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育

 のを受ける者の心身の発達に応じて、体系的な教育が組織的に

 行われなければならない。この場合において、教育を受ける者

 が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるとともに、自ら進

 んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければ

 ならない。

(幼児期の教育)

第十一条 幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う

 重要な物であることにかんがみ、国及び地方公共団体は、幼児

 の健やかな成長に資する良好な環境の整備その他適当な方法に

 よって、その振興に努めなければならない。

(学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力)

第十三条 学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育にお

 けるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに、相互の連携

 及び協力に努めるものとする。

法を学んでみて思ったこと

んー、なんていうか教育に携わる学校などの機関関係者だけでは

なく、子供を育てる親や社会で人に教える立場になった人にも

この法律は読んでほしいですな。

いずれは誰でも人に何か教える立場になるのですから、その教え

る人をどういった方針で何を教えるのか、その基礎理念がここ

にあるのかなって思います。

もちろん社会にでて会社で仕事に関することを教わるのは当然

なんですけど、人としてどうあるべきなのか。というのがよく

盛り込まれてるなーと思いました。

この教育基本法は、第二次世界大戦が終わった2年後に「憲法

の理想を実現するための教育」として教育の基本になりました。

制定に関わった田中次郎東大教授は「民主的で平和的な日本を

建設する」ために「過去の誤った教育理念と方針を一掃して、

新しい正しい理念と方針とをもって、これに代える」と意義を

のべました。

それまであった戦前教育、明治天皇がだした「教育勅語」という

ものがあり、そのころは天皇中心の政治が行われ外国にどんどん

侵略戦争をしかけていました。

そのとき「教育」として子供たちに教え込まれたのは、「天皇の

ために命を捨てることが国民の最高の道徳だ」と、アホらし…

国家に対する個人の絶対服従と犠牲が求められてました。

一人一人の子供の成長を願うより、天皇を支える「皇国民の錬成」

に力が注がれており、国が教育を厳しく統制・支配し、教育内容

に干渉していました。

そのため教育は画一的・形式的になり国民を極端な国家主義と

軍国主義に導いて、戦争へと駆り立ててました。

「天皇陛下ばんざーい!」とか神風特攻隊とか、今考えても頭

おかしいと思える話はたくさんありますね…

新たに作られた教育基本法の重要な柱は「個人の尊厳を重んじ」

とあり、個人を国家の発展の単なる手段とみる考えを否定して

います。

教育の目的「人格の完成」、つまり一人一人が人間として大事

にされ、個性・能力を全面的に発展させることにあるとしまし

た。国や社会の発展は、個人の自覚で自発的にされるものだと。

教育があっても向き合い方で変わる格差

悲しい話ですけど、日本では多くの国と比べて

教育の基礎はしっかりできているのだと思う。

しかしその教育の大切さの理解や個々の向き合い方でやっぱ

どうしても格差ってのは生まれてしまうんだろうなと。

ただ机に座って黒板と教科書をみて問題を解いて学んでって

だけではなく、学ぶことは何のためにあるのか。学ぶこと

によって何がどう変わっていくのかをもう少し突き詰めて

いきたいところですね。

でも学びの差というのもまた貧困やら色々な問題が関わ

ってくるのだと思います。

でも貧困だろうと独学で学ぶ人は学ぶし、金持ちだろうと

学ばない人は学ばない。

自分が無能なのを国や社会のせいにするような人だけには

なりたくないものですな。