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格差社会で日本は今後どうなるのか

こんにちは、ナッツです!

先日格差社会について触れました。

日本は世界の明日の食料や水を心配するほどの絶対的貧困層は

ほんの数%にしか満たないかもしれません。

しかし相対的な貧困層は拡大し続けています。

それによって生じているさまざまな格差をもう少し掘り下げ

てみたいとおもいました。

所得格差が引き起こす様々な問題

健康と治安の格差

一般的に所得格差が大きくなるほど、健康や社会秩序・治安が

悪化する傾向にあります。

例えば肥満を例にあげると日本における肥満率は厚生労働省の

国民健康栄養調査によると、1997年には男性23.3%で女性が

20.3%だったのに対し、2017年には男性30.7%で女性が21.

9%となっている。

これは低所得者の食生活が、安価で容易に腹を満たせる炭水化

物系の食事に偏りすぎてしまうためだと考えられる。

そして精神疾患による患者数は2002年には約258万人だったの

に対し、2017年には419万人と急増している。

以前にも健康について深く触れたが、貧困は社会や生活において

大きな不安を生み出し精神疾患に繋がるケースも多いと考えら

れる。

貧困や精神疾患は犯罪の温床になる可能性も高い。

1996年~2016年の犯罪件数は増加傾向にあり、生涯は約1万

8000件から2万4000件。

暴行は約6500件から約3万2000件にもなるなど、その他犯罪

件数も全体的に増加している。

犯罪の根底には格差や貧困による不満の暴走が原因と思われる

ケースが多数存在している。

地域格差・人口格差・そして医療格差

所得格差が生じる要因の一つには地域・居住地の問題がある。

産業構造の変化や都市部への一極集中などにより、地方に住む

人々の平均所得は都市部と比べて相対的に下がり続ける。

その地域格差が大きくなると人々は暮らしやすい都会へ流れて

いき、その結果都市部の過密化と地方の過疎化が引き起こされ

ます。これが「人口格差」です。

主に若年層を中心に地方から都市部へと流出し、地方の若手の

労働力が減るので都市部はさらに富み、地方は貧しくなる。

過疎化した地域では医療問題も深刻だ。

人口が少なくなると医療機関も少なくなる。そのため治療を受

けるために遠くの医療機関までいかなくてはならない。

地方では高齢者の割合が増えているため、人口の割に医療機関

の需要は低くない。

地方医療は大きな危機を迎えている。

貧困が招く「教育格差」

親が貧しければ当然子供の生活にも影響してくる。実際日本で

はおよそ280まん人、約7人に1人のこどもが貧困状態に陥って

いる。

親の影響を受けるのは日常生活だけではなく、家庭での経済

格差が教育格差を生み、学力に反映される。

貧困家庭の子供の大学進学率は全世帯の半分以下という事実が

あり、そうなると当然所得の高い仕事にはつきにくくなります。

高い確率で貧困が受け継がれてしまうのです。

絶対的貧困層が少ないという以外、日本でも世界と同様格差

問題は確実に広がっています。

資本主義経済と社会主義経済

聞いた事あるけど実際どんな違いがあるのかな?と思う人も

いると思います。

資本主義経済とは?

18世紀後半のイギリスでおきた「産業革命」をきっかけに

成立しました。

自由競争により利益を追求して経済活動を行えば、社会全

体の利益も増大していくという考え方を元にしています。

個人や企業は利益を追求して財・サービスを作り出します。

そのため必要な工場・土地・機械などの生産手段を私有でき

(私有財産制)、生産手段を持たない者は労働力を提供して

資本家から賃金をもらうという特徴があります。

そして国家(政府)は介入せず市場に任せておくと、市場が

上手く機能し、需要と供給のバランスが調節されて市場価格

が決まり、その価格に応じて生産者が商品を生産する量や消

費者が商品を購入する量が決まっていきます。

この経済原理を「市場経済」といい、産業革命の頃のイギリ

スの経済学者アダム・スミスは自由主義的な市場経済を擁護

する学説を唱えました。

資本主義経済の問題点と社会主義経済の成立

19世紀後半になると、不況による失業や貧富の差の拡大と

いった資本主義経済の矛盾や弊害が明らかになってきた。

ドイツの経済学者マルクスは資本主義経済を批判し、社会主義

経済を提唱しました。

その特徴は、私有財産制をとると資本が集中したところに独占

が生じてしまうので、私有財産制と利潤の追求をやめ、個人や

起業ではなく、国や地方公共団体・協同組合などに生産手段を

公有(社会的所有)させることを主張しました。

資本家と労働者という階級対立をなくし、すべての人々を労働

者として平等な社会をつくろうとしました。

そのような社会主義経済では、国家が介入しない市場経済では

なく、国家の計画と指令のもとに商品の生産・流通・販売や財

の分配が行われる「計画経済」となります。

社会主義経済の問題点

社会主義経済では、資本主義経済で生じた矛盾は克服できたよ

うにも思われます。

しかし社会主義経済においても別の問題が生じました。

国が管理し指導したとおりに経済活動を行うので、労働者が頑

張って働いても賃金はあがらず、効率よく仕事をしようと努力

する必要もありません。

競争がないため、よりよい商品を生み出そうと技術改良が加え

られることもありません。

次第に労働者の勤労意欲は減退し、生産性が低下して経済は停

滞してしましました。

さらには官僚主義による非能率的な国家運営が行われたり、一

部の共産党幹部が富を独占してしまったりする事態にも陥りま

した。

資本主義も社会主義も、行き過ぎてしまうとどうしても矛盾や

弊害が出てきてしまいますね…

みんな平等というのは聞こえはいいのかもしれませんが、いく

ら頑張っても一生報われない社会構造だと真面目に仕事するの

が馬鹿馬鹿しくなるのもわかる気がします。

そんな中、中国は1970年代末から改革開放政策(経済改革・対

外開放政策)に着手し、1990年代前半からは社会主義を維持し

ながら市場経済を導入するという「社会主義市場経済」を導入

するようになっています。

資本主義・社会主義、ともに限界が見えてきた中の新しい政策は

割と興味あるな笑